美容や健康にも良いと言われるカラマンシー。
まだ日本ではあまり馴染みのない果物ですが、フィリピンでは生活の中に溶け込んでいます。
亜熱帯のフィリピンで体調を整えるためにも飲まれるカラマンシージュースは、暑い夏のドリンクにおすすめです。
ここでは、あまり知られていない“カラマンシーについて”と、美容にもいい“美味しい飲み方レシピ”もご紹介していきます。
カラマンシーって、
シークヮーサーと違うの?
見た目がとても似ているため、よく“同一種”と誤解されがちですが、成分や味は異なる別物。
シークヮーサーは、沖縄や台湾などに自生しているのですが、カラマンシーはフィリピンや東南アジアで育ちます。
自生していたとの見解もあるようですが、マンダリンオレンジとキンカンの掛け合わせで古代に品種改良されたものという説も。
また、カラマンシーは、シークヮーサーの約8倍のビタミンCや、シークヮーサーには含まれない“フロレチン”という成分がある事がわかっています。
カラマンシーの栄養価
カラマンシーは、その栄養価の高さから“奇跡の果実”や“神様からの贈り物”とも言われています。
シークヮーサーには無い“フロレチン”は、りんご・梨・グレープフルーツなどにも含まれる、アンチエイジングに効くといわれる抗酸化作用成分。
抗酸化作用成分はいろいろありますが、“フロレチン”は体内への吸収率がとても優れているとか。
その他にも脂肪燃焼を促進するといわれるクエン酸が豊富だったり、血圧上昇を抑えて中性脂肪を分解するといわれるヘスベリジンなど、美容と健康に嬉しい成分がギュッと詰まっています。
フィリピンでは
欠かせないフルーツ
カラマンシーは、「フィリピンレモン」の別名があるだけに、日本の飲食店で見られる“付け合せのレモン”のように、フィリピン料理にはよく添えられていたり、カラマンシーの果汁にたっぷりのお砂糖を加えたジュースは、大抵のお店で飲むことができたりと、現地ではとてもメジャーなフルーツ。
庭先はもちろん、道にも野生のカラマンシーの木を見かけられるほどたくさんあるので、現地では安価に果実を手に入れることができます。
カラマンシージュースの
美味しい飲み方
混じりっ気のない100%のストレート果汁を使えば、手軽に美味しく作れるのでおすすめです。
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